ヴァーチャル美術館制作中

AR VR XR

イベント企業様からのご依頼で、館内を歩いて美術品鑑賞したり、屋外でイベントや散歩できるヴァーチャル空間を制作中です。完成しますとフォートナイトクリエイティブで島として公開、あるいはUnreal Engineのピクセルストリーミングでの公開を計画中です。

まず外観のデザインを行いますが、最初に手書きのスケッチでアイデアを膨らませます。以前ですとここから詳細スケッチに入り形を検討していましたが、今は3DCGを用いて素早く可視化する方法が進歩していますので、最初のラフなスケッチで目星をつけたら3Dモデル制作に入ってしまいます。

こうすることで、スケッチでは把握できない点、例えば構造が破綻している部分がないか、あるいは人が立って見た視点であらゆる方向から見て、バランスの悪いところがないかといったことが、早期に確認できます。その3DモデルをTwinmotionにインポートして地面、池、森林をつくり、打ち合わせに持っていきます。

クライアント企業の方は、建物の周りを歩いたり、館内の広さ感も把握できますし、さらに昼間や夕暮れといった日照も確認できます。もはやその世界にいるかのようにデザインの評価ができ、その結果意思疎通も大変円滑になりました。(この打合せは2時間で方針が決まり、次のステップに進みました)

こうして効率化できますと、アイデアを出す方へパワーを使えますので、より良いご提案ができるよう、弊社では引き続きデジタル可視化技術に磨きをかけたいと思います。

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